"seaside theatre" from shonan beach FM 78.9

with DJ johnny SHIDA since2020

2020年06月

seaside theatre #14
2020.7.5 play list
prologue
キングスマン Kingsman (Manners Maketh Man) Henry Jackman & Matthew Margeson
ボーン・アイデンティティー The Bourne Identity (On Bridge Number 9)  John Powell
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Featuring
特集 魅惑のスパイ・サウンド
01 007は殺しの番号 Dr.No (James Bond Theme) John Barry
02 0011ナポレオン・ソロ The Man From U.N.C.L.E Jerry Goldsmith
03 秘密諜報員 Danger Man (Secret Agent Man) Johnny Rivers
04 The Last Of The Secret Agents? Nancy Sinatra
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05 スパイ大作戦〜ミッション:インポッシブル Lalo Shifrin / Adam Crayton & Larry Mullen Jr.
06 国際諜報局 The Ipcress File (A Man Alone) John Barry
07 アイ・スパイ(スパイ専科'70) I Spy
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08 地上最強の美女たち!チャーリーズ・エンジェル Charlie's Angels (Theme) Jack Elliott and Allyn Ferguson
09 それいけスマート Theme From "Get Smart"  Bob Crain & His Drums And Orchestra
10 スパイ・ライク・アス Spies Like Us  Paul McCartney
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from Japanese ost
11 探偵物語 加藤和彦
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epilogue
12 バルカン超特急 The Lady Vanish  Louis Levy / Charls Williams
13 スノーデン Snowden (Snowden Moscow Variation)  Craig Armstrong
14 カジノロワイヤル Casino Royale (The Look Of Love) Dusty Springfield
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opening / ending
from Le Grand Bleu (Deep Blue Dream) Eric Serra
BGM
The Laser Beam John Barry
Money Penny Goes For Broke John Barry


after report by johnny SHIDA
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ついつい「魅惑」などとタイトルに付けてしまいましたが、他に表現しようのない楽曲の数々だから仕方がありませんよね。スパイ映画サウンド、あるいはスパイドラマテーマ曲。自分世代は当然ロジャー・ムーア(あるいは広川太一郎)の007ですが、当時からよくテレビの再放送で観ていたのはやっぱり「スパイ大作戦」に「チャーリーズ・エンジェル」でしたね。前者は毎回いつどこんで仕込んだんだとつっこみたくなる指令メッセージが楽しみなスパイドラマ。観ていたシリーズ(シーズン)がいつのものなのか不明ですが、雰囲気的には70年代くらいのものだったような気がします。後者は美女3人組のスパイものというか、探偵 / シークレットエージェントものですね。司令塔のチャーリーが出てこないという設定が毎回気になって、今回はいい加減出てくるだろうと思いながら観続けていた記憶があります(結局謎です)。

しかしそういった作品を掘り起こしていくとまぁリメイク映画の多いこと多いこと。「スパイ大作戦」と「チャーリーズ・エンジェル」はご多分にもれず、タイトルは違えどナポレオン・ソロだったとかそれいけスマートだったとか。スパイものは確かにアクションやサスペンスと映画映えするジャンルですし、ネタは昔から人気ある題材だし、製作サイドとしては都合の良い商材だというのはわかるのですが、やっぱり60sや70sの雰囲気だからこそイイ、という面もあるんですよね。

特に007シリーズの初期と現在の作品を見比べると本当にその時代性も楽しめて面白いです。第一作目の「007は殺しの番号(Dr.No)」などは1962年ですから、もう半世紀以上前の作品なわけです。そもそも当時の様子どころかフィルムの質感から全く違いますから。ワルサーの取り扱い方、アクションシーンの演出、どれをとっても60sの雰囲気で、これぞ伝統すら感じさせる本場MI6のエリート諜報員が活躍する世界観と納得してしまうのです。最近の007ももちろんアクション・エンターテイメントの最高峰だと思いますし、どれもこれも面白いと思いますが、やはりこれらもたとえシリーズとは言え「リメイク的」なんですよね。

で、そう感じさせるのが件のテーマ曲なんです。ジェームズ・ボンドのテーマが流れると誰が何代目ボンドだろうが間違いなく007の烙印を押されるわけで、本当に音楽の力は凄いなぁと。前述したナポレオン・ソロのリメイクもThe Man from U.N.C.L.E.のテーマが流れて、その時はじめてあぁナポレオン・ソロだった!と再確認したり。中身は過剰にパワーアップした別物みたいな作品なので、それをリメイク版として補完するのが記憶にしっかりこびりついている印象的なテーマ曲なんですね。そう思うと長年頭の中にインプットされている楽曲ってやっぱり名曲の域なんだなぁと感じます。

そんなわけで今回の特集作業、改めて思い返すと映画というよりドラマの方のテーマ曲が優先的に浮かんできた気がしました。まぁドラマの方が大量生産されていてひっきりなしにテレビでやっていたからという事もありますし、自分自身、当時レコードレンタルで借りたスパイドラマ集みたいなレコードを何度も聴いていて、まさに長年インプットされてた影響もあるとは思います。あの1分強ぐらいで突っ走るインパクト重視なフレーズのテーマ曲たちはとにかく"魅力的"で気持ちを"ワクワク"させてくれていたものですから...。あ、だから「魅惑」と名付けたのでしょうか...。潜在的影響って、いろいろ面白いですね。


今週もありがとうございました。
次回7/12は特集「主題曲はドラマティックに」をお送りいたします。



seaside theatre_14_予告1
今週の「seaside theatre」特集は、
「魅惑のスパイ・サウンド」
007の大ヒットと共に数多のスパイ映画やスパイドラマが量産。
その中から厳選したスパイ・ミュージックをチョイスしました。
いつものように新旧取り交ぜての構成と選曲で、
下記作品のサウンドトラックをお送りいたします。

2020年7月5日放送
「seaside theatre / 魅惑のスパイ・サウンド」
007は殺しの番号
0011ナポレオン・ソロ
秘密諜報員
The Last Of The Secret Agents
国際諜報局
それいけスマート
スパイ専科'70
地上最強の美女たち!チャーリーズ・エンジェル
スパイ・ライク・アス
ミッション:インポッシブル
seaside theatre_14_予告2
特集の前後にもフリーチョイスや日本映画のサウンドトラックと
たくさんの映画音楽をお楽しみいただきます。
是非、日曜の夜は湘南ビーチFMの "seaside thatre / 海辺の映画館" へご来館ください。
OA中はTwitter (@Seaside Theatre) にてサウンドトラックのジャケットを掲載しながら
リスナーの皆さんとのコミュニケーションも充実しております。
映画音楽を繋がりにして映画の輪が広がっていけたらいいですね。
そしてOA後には放送された楽曲の全リストも当ブログにて掲載。
当館コンシェルジュ、ジョニー志田によるアフターリポートもアップいたします。
お楽しみに!

Litsen Here
★湘南ビーチFM 公式ホームページから。
★WEBのjpradio.jpやスマホのラジオアプリTune In Radioにて湘南ビーチFMを選択
★もちろん湘南逗子界隈のリスナーの方々は78.9MHzにてお聴きいただけます。
是非、環境にあったかたちで番組にアクセスしてください。

seaside theatre #13
2020.6.28 play list

prologue
ブレードランナー Blade Runner (Love Theme)  Vangelis
シェイプ・オブ・ウォーター The Shape Of Water (You'll Never  Know)  Alexandre Desplat feat. Renee Fleming
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Featuring
特集 映画館で雨やどり
ミッドナイト・イン・パリ Midnight In Paris (Si Tu Vois Ma Mere)  Sidney Bechet
マイ・フェア・レディ My Fair Lady (The Rain In Spain) The Cast
雨に唄えば Singin' In The Rain  土岐麻子(cover)
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雨の訪問者 Le Passager De La Pluie (Waltz)  Francis Lai
パープル・レイン Purple Rain  Prince
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小さな恋のメロディ 若葉の頃 First Of May  Bee Gees
きみに読む物語 The Notebook (Main Title)  Aaron Zigman
イエスタデイ Here Comes The Sun
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from japanese ost
天気の子  晴れゆく空 RADWIMPS
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epilogue
マディソン郡の橋
The Bridges of Madison County (Doe Eyes〜Love Theme From The Bridges of Madison County)
Lennie Niehaus & Clint Eastwood
ジュディ 虹の彼方に Over The Rainbow Renee Zellweger
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opening / ending
from Le Grand Bleu (Deep Blue Dream) Eric Serra
BGM
Elisa's Theme Alexandre Desplat
First Of May(Replise) Richard Hewson Orchestra

after report by johnny SHIDA
seaside theatre_13_1
雨を好きとか嫌いとか考えた事がないんですね。休日に遊びに出かける予定の時は当然降らないでくれよと思いますし、映画のロケでピーカン狙いの際ももちろん祈るように晴天を願います。でも普段は別に天気の事などお構いなしです。雨が降れば面倒くさいし、あるいはお休み中ぐったりしている時はもっと降れもっと降れ、今日はどうせ外出しないのだ、と気にしなかったりするわけで、さて雨について何を思うかと言われたら「まぁ特には…」という感じなのです。しかし映画が関わってくると全く別ですね。音楽でレインソングは?と聞かれればそれもまたドカドカ出てくるわけですが、映画と言ったら様々な扱い方があるわけで、これはもう頭を捻りだしてしまうのです。

そもそも雨をテーマにした映画って何があったかなと。あと雨という言葉がタイトルに入っている映画、そして雨のシーンが印象的な映画...。真っ先に思い出すのはやっぱり「雨に唄えば」なんですが、よくよく考えてみるとタイトルで堂々Singin' In The Rainと謳っている割には雨のシーンは例のあのどしゃぶりダンスの場面だけなんですよね。あれ?なのになんであの映画は総称的に「雨に唄えば」と呼ばれてるんだっけ?とちょっと今さら眉間にシワが寄りました。思い出す映画はそんなのばかりで、やっぱり四六時中雨が降っている作品はなかなか思い浮かばなくて。なので、あの映画のあのシーンは雨が降っていて印象的だったなぁと思う作品を、とにかく記憶の底から引っ張り出してみた次第です。

そうして並べてみた映画たちは当然の如くジャンルはバラバラ。一体何の共通テーマがあるのかわからない集まり。でもなんとなくですがドラマ性みたいなものはある感じ。で、いつものように大事なのは音楽だサントラだとCDを片っ端から聴いてみるとこれが面白い。ざっと並べて聴いてみたら、なかなかリラクシンな流れで癒しを感じるコンピレーションアルバムみたいになりました。なるほど雨という共通項はそれぞれのサウンドトラックに託されていたのかと、ちょっと嬉しくなりました。これを聴きながら、部屋でのんびりしつつ、窓の外のシトシト降る雨を眺めているのもなかなかいいぞと、そんな気分に辿り着いた時タイトルが閃いたんですね。「映画館で雨やどり」。かくして今回のプログラムが編纂されたというわけです。

次回は7月5日。
特集「魅惑のスパイ・サウンド」をお送りいたします。




seaside theatre_13_予告1
今週の「seaside theatre」特集は、
「映画館で雨やどり」。
梅雨の季節、雨やどりとかこつけて海辺の映画館へお越しください。
そんな雨もまた楽しくなる楽曲を多々ご紹介。
いつものように新旧取り交ぜての構成と選曲で、
下記作品のサウンドトラックをお送りいたします。

2020年6月28日放送
「seaside theatre / 特集 映画館で雨やどり」
雨に唄えば
マイ・フェア・レディ
雨の訪問者
小さな恋のメロディ
パープル・レイン
ミッドナイト・イン・パリ
きみに読む物語
イエスタデイ
seaside theatre_13_予告2
特集の前後にもフリーチョイスや日本映画のサウンドトラックと
たくさんの映画音楽をお楽しみいただきます。
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映画音楽を繋がりにして映画の輪が広がっていけたらいいですね。
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seaside theatre #12
2020.6.21 play list

prologue
ゴッドファーザー The Godfather Waltz  Nino Rota
スカーフェイス Scarface (Tony's Theme) Giorgio Moroder  Doug Astrop's cover
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featuring
特集 さすらいのマカロニ・ウエスタン
荒野の用心棒 Per un pugno di dollari(さすらいの口笛) Ennio Morricone
夕陽のガンマン Per qualche dollaro in più  Ennio Morricone
続・夕陽のガンマン Il buono, il brutto, il cattivo  Ennio Morricone
seaside theatre_12_2
荒野の1ドル銀貨 Un dollaro bucato  Gianni Ferrio
続・荒野の1ドル銀貨 Il ritorno di Ringo Ennio Morricone & Maurizio Graf
seaside theatre_12_3
夕陽のガンマン〜ガンマンの祈り Per qualche dollaro in più  Ennio Morricone
ウエスタン(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウエスト) Western  Ennio Morricone
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from japanese ost
用心棒 佐藤勝
七人の侍 早坂文雄
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epilogue
テルマ&ルイーズ Thelma And Louise (Thuderbird [live]) Hans Zimmer
許されざる者 Unforgiven (Claudia's Theme)  Lennie Niehouse & Clint Eastwood
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BGM
He Oughta' Get Shot Lennie Niehaus
Pony For Lady Lennie Niehaus


after report by johnny SHIDA
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いつの時代にもアンチ・ハリウッドはいるもので、テレビシリーズ「ローハイド」で人気を得たクリント・イーストウッドも、変化のないルーティンなテレビシリーズに飽き飽きしていた中、アメリカを離れイタリアという別天地で新たにやってやる、…という気持ちだったのかどうかはわかりませんが、結果的にハリウッド界隈では表現出来なかったくらいの刺激的なウエスタン・ムービーが仕上がって、しかもそれがシリーズになって大ヒットを記録。自身のキャリアがさらにアップしたという事で、このあたり、イーストウッドとしてはハリウッドに対して、してやったりな結果だった事でしょう(あるいはタナボタか、いずれにしても思わず笑みがこぼれたのは間違いないですよね)。

じつは このあたりクエンティン・タランティーノ監督の最近作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」を観るとなかなかその頃の模様が軽妙に描かれていて面白いです。イタリアでウエスタン映画のヒーローとなってハリウッド凱旋してくるレオナルド・ディカプリオの演技がとても的を得ていてイイんですよね。そういう意味ではあの西部劇の無骨なヒーロー像というものは、こういったアンチ体制の中だとより威力や魅力を発揮するのではないかと思ったりしてしまいます。「ローハイド」のイーストウッドと「荒野の用心棒」のイーストウッドの違いを見ればそれが明らかなんですね。ハリウッドの作られた埃とイタリアの生々しい砂塵の違い…とでも言うのでしょうか。そもそも西部時代の男の戦いには善より悪に物語あり。そこに潜む哀愁感、寂寥感、孤独感、そしてリベンジャーとしてのガンさばき。このスタイル、スタンスこそが観客の胸を打ち、新たな孤高でカッコいいキャラクターイメージを俳優に埋め込んだ事が、別ベクトルでのブレイク、そしてその波及に大きく影響した事は間違いないと思います。

今回マカロニ・ウエスタンを特集するにあたって、まず当番組でかかる割合の高いコンポーザー、エンニオ・モリコーネの事を考えるわけです。それはもう条件反射的に。自分の中では90年代に「ニュー・シネマ・パラダイス」でようやく意識したモリコーネでしたが、振り返れば「アンタッチャブル」に「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」など、印象的なサントラ楽曲ばかり。レコードを借りてきてはカセットにダビングし、何度も聴いて楽しんだ思い出があります。そんな氏の原点が今回のマカロニ・ウエスタン一連の音楽だったかと。「荒野の用心棒」からその空気感を絶妙な旋律で具現化。生きるか死ぬか、一触即発な世界に生きるガンマンという男の人生のテーマ曲…。そこで思ったわけです。こんなモリコーネ、あまり知らなかったなと。そもそもその根底にあるイタリア映画とは?その歴史とは?と思い始めたと。どうしても断片的なイメージとしてはフェリーニ、レオーネ、トルナーレといった印象だけだったものですから、マカロニ・ウエスタンもイタリア産じゃないか、そもそもスパゲティ・ウエスタンと呼ばれていたのだと聞いた事がある…とハッとしたわけですね。言ってみればイタリアン西部劇はもともと低予算で製作されたB級アクション映画の類であったはず。果たしてそれは突然変異的に現れたのか、あるいはやはりそれもまたシネフィル的な潮流を叩くかの如く発せられた活劇として攻めた、ある意味応酬的なアプローチだったのか…。これはもう勉強せねばと思いまして、少しいろいろ調べてみたのです。

するとやはりマカロニ・ウエスタンのようなアクション西部劇が出現する前までは、ネオ・レアリズモと言われる、やはりシネフィル・マナーなリアリズム主義の映画が盛んに製作されていたという事なのです。1950年代ですから、まさに欧州で勃発したヌーヴェルバーグと連動している事がわかります。イタリアにも波及していたのか、あるいはその時代性による共通思想なのか、とにかく双方とも “新たな波” の力を含んだ映画運動をこの時期にアプローチしていたわけです。そしてその後50年代後半ぐらいから面白いのが、イタリアではさらにコメディー色の強い作品が台頭してきて、リアリズムの終焉を迎えていくと。つまり時代が落ち着いてきたのか、芸術から娯楽への映画的変化が現れていったわけです。それらが定着していった60年代に入り、観客たちはより面白くて刺激的な作品を欲するようになり、そのためには本場ハリウッドなどから知識や情報を得て、どんなエンターテイメントが映画に相応しいのかを研究するようになったのではないかと。奇しくも「荒野の用心棒」などのマカロニ・ウエスタンの火付け役となったセルジオ・レオーネ監督は、同時期にハリウッドで流行っていた歴史モノ大作のスタッフとして「クレオパトラ」や「ベン・ハー」などにも携わっていて、そこでかなりの娯楽大作感に影響を受けていたのではないかと推測してしまいます。そしてその思いはマカロニ・ウエスタンという「娯楽映画」の現場誕生へと発展し、前述したイーストウッドやモリコーネといった新たな才能たちがレオーネの元に集まっていったという事なのでしょうね。この「娯楽=エンターテイメント」という映画本来の基本的スタンスが、時として陰りを見せていた映画業界に神風を与える事は概して珍しいことではなく、その時代の空気にマッチングさえすれば、一気にブームとなって広がるものだと思います。それらが例えば「パニック映画ブーム」となったり「オカルト映画ブーム」になったり、「ディザスター映画」や先ほどにも触れた「歴史超大作映画」などとなって一定期間量産され続けていくのだと思います。マカロニ・ウエスタン映画はそんな様々な要素とタイミングがある一角でブレイクし、その余波が全世界に広がって評判を得た、エンターテイメントとしての貴重な存在なのだなと感じました。

セルジオ・レオーネ監督は西部劇の終焉を謳った「ウエスタン(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウエスト)」を発表した後は、少しずつハリウッド大作志向になっていき、やはりエンターテイメントの名作を次々に監督しています。どのフィールドにも、どの国にも「映画」を「娯楽」として守っていくべきと考える映画人たちはいるんだ、という事ですね。レオーネに限っての見解かもしれませんが、イタリア映画、映画と音楽ともども、なかなか面白い流れがあるのだなと勉強いたしました。イタリアン・ムービー・サウンドトラックという特集もまた興味深い編纂になるかもしれませんね。

次回は6月28日。
特集「映画館で雨やどり」をお送りいたします。

seaside theatre_12_予告1
今週の「seaside theatre」特集は、
「さすらいのマカロニ・ウエスタン」…
渋く荒野に鳴り響き渡るような楽曲を多々ご紹介。
いつものように新旧取り交ぜての構成と選曲で、
下記作品のサウンドトラックをお送りいたします。

2020年6月21日放送
「seaside theatre / 特集 さすらいのマカロニ・ウエスタン」

荒野の用心棒
夕陽のガンマン
続・夕陽のガンマン
荒野の1ドル銀貨
続・荒野の1ドル銀貨
ウエスタン(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウエスト) seaside theatre_12_予告2
特集の前後にもフリーチョイスや日本映画のサウンドトラックと
たくさんの映画音楽をお楽しみいただきます。
是非、日曜の夜は湘南ビーチFMの "seaside thatre / 海辺の映画館" へご来館ください。
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そしてOA後には放送された楽曲の全リストも当ブログにて掲載。
当館コンシェルジュ、ジョニー志田によるアフターリポートもアップいたします。
お楽しみに!

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★湘南ビーチFM 公式ホームページから。
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seaside theatre #11
2020.6.14 play list

prologue
01  バック・トゥ・ザ・フューチャー Back To The Future  Alan Silvestri
02  フライング・ハイ Airplain!  Elmer Bernstein
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featuring
特集 ロックンロール・ムービー・グラフィティー
03 暴力教室 Blackboard Jungle / アメリカン・グラフィティ American Graffiti
                                (Rock Around The Clock) Bill Haley & The Comets
04 すべてをあなたに That Thing You Do ! The Wonders
05 アニマル・ハウス National Lampoon's Animal House (Louie Louie) John Belushi
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06 バック・トゥ・ザ・フューチャー Back To The Future (Johnny B. Goode) Marty Mcfly
07 プリティ・ウーマン Pretty Woman (Oh, Pretty Woman) Roy Orbison
08 ラ★バンバ La Bamba (La Bamba) Los Lobos / Ritchie Valens
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09 クロスロード Crossroads Ry Cooder
10 エルヴィス・オン・ステージ Elvis On Stage (Let It Be Me) Elvis Presley
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from japanese ost
11 青春デンデケデケデケ
  太陽のかなたに(Movin')  ロッキング・ホースメン
  青春のモニュメント 久石譲
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epilogue
12  酒とバラの日々 Days Of Wine And Roses  Henry Mancini
13  ローズ The Rose (When A Man Loves A Woman) Bette Midler
14  ラスト・ワルツ The Last Waltz (Theme From The Last Waltz) The Bandseaside theatre_11_7


opening / ending
from Le Grand Bleu (Deep Blue Dream) Eric Serra
BGM
Night Train Marvin Berry & The Starlighters
Earth Angel (Will You Be Mine) Marvin Berry & The Starlighters


after report by johnny SHIDA
seaside theatre_11_1
やはりロックでも育ってますからね、たまにこういう回をやりたいと思うのです。自分にとっての最初の洋楽は一体なんだったかなと思いますと、やっぱり映画のサウンドトラックから入っていった気がするんですね。80年代前半から中半にかけてがその出会いのタイミングで、たとえばテリー・ギリアムの「Time Bandits / バンデットQ」でジョージ・ハリスンに出会いビートルズに流れていったり、「トッツィー」でスティーヴン・ビショップを知ったり、「アウトサイダー」でスティーヴィー・ワンダーに感動し、映画のレーザーディスクからその主題歌をダビングしたり...(当時主題歌の「Stay Gold」はおろか、サントラもレコードリリースされなかったのです)。で、時はまさにMTV時代に突入し、映像とロックとの華麗なる競演がテレビや映画に氾濫し始めるわけですね。そうなるともう一気にサントラレコードもロックコンピレーションと化し、ご多聞にもれず「フラッシュ・ダンス」や「フットルース」、「ストリート・オブ・ファイヤー」に「セント・エルモス・ファイヤー」、さらにはあの「トップガン」と、続々と興味深いアーティストやバンドが映画と共に登場してくるので、あの頃は本当にお小遣いをやりくりしての映画にレコードレンタルにドタバタな日々でした。

一方で映画が好きすぎて自主制作映画も作っていたんですが、やっぱりそのサウンドトラックには自分の好きなロックをかけたりしていましたね。高校では放送部だったのでやっぱり昼の放送でも和洋構わずロックな曲もがんがんかけていました。その頃に一番映画とロックの融合として「これは面白い!」と熱中したのが、やはり「バック・トゥ・ザ・フューチャー」だったんです。まず冒頭からマイケルJがドでかいアンプスピーカーを爆音でぶっ壊しますよね。ロック好きの青年なのだな、という事がいきなり頭からわかるわけです。そしてそのあと自分のバンドで文化祭のライブオーディションまで受けるわけで、よほどロックに熱中してるんだなと伝わってきます。しかしその後はタイムスリップしてロックはどこへやら。と忘れかけていた時、そのロックを武器にステージでギターをかき鳴らし、若き両親をくっつけるという急展開。すごい!やっぱりロックが伏線だったのか!と嬉しくなった記憶が凄くあります。とかく映画とロックってなかなか水と油で、下手したら妙なロック・ミュージカルになってしまったり、単なる伝記もの、ライブドキュメントものがほとんど(いえ、もちろんそういうジャンルでも名作傑作はありますよ!)。でもこの「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は物語に対してごく自然にロックというモチーフを刷り込ませてくれていて、そこがいちいちウマいなぁと唸らせてくれるんですよね。もう何度観たのかわかりません 笑 (そういやまたテレビでやってますよね、いえ偶然なんですが...)

そんなこんなでヒューイ・ルイス&ザ・ニュースもこの作品から知ったわけですし、そういう意味では映画に心酔し続けると、当時から勝手に他の知識や情報がインプットしてきていて面白かったなぁと。主題歌、挿入歌、イメージソングなど、気に入ったアーティストに出会えたらやはり独自に別途調べて、どんどん掘り下げていくといつの間にかファンになっていた、なんてのはたくさんありましたし。それはさらに昔の作品からも同様で、以前番組でも特集した007の一連の主題歌アーティスト(ウイングス、シーナ・イーストン、リタ・クーリッジ)や、アメリカン・ニューシネマ系のバンドたち(ステッペンウルフ、ザ・バーズ、ピンクフロイド)、さらには映画界に近い存在だったアーティストたち、デヴィッド・ボウイ、スティング、トム・ウェイツなどなど...。

映画にも脈々と繋がりがあるように、音楽、しかもロックにも負けじとあらゆる枝葉に分かれてきての"今"があるのかと、調べれば調べるほど面白かったんですね。そういった音楽分野にも別の探究心を持って熱中していた事が、今になってこうした番組を手掛ける事にも繋がってくれたのかな、とも思ったりしています。


次回は6月21日。
特集「さすらいのマカロニ・ウェスタン」をお送りいたします。

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今週の「seaside theatre」特集は、
「ロックンロール・ムービー・グラフィティ」!
ロックが轟くご機嫌な映画の数々から、やはりご機嫌な楽曲を紹介。
いつものように新旧取り交ぜての構成と選曲で、
下記作品のサウンドトラックをお送りいたします。
2020年6月14日放送
「seaside theatre / 特集 ロックンロール・ムービー・グラフィティ」

アメリカン・グラフィティ
エルヴィス・オン・ステージ
アニマル・ハウス
バック・トゥ・ザ・フューチャー
ラ★バンバ
クロスロード
プリティ・ウーマン
すべてをあなたに
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seaside theatre #10
2020.6.7 play list

prologue
01 俺たちに明日はない Bonnie And Clyde (Foggy Mountain Breakdown)  Lester Flatt & Earl Scruggs
02 ショーシャンクの空に The Shawshank Redemption (If I Didn't Care) The Ink Spots
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featuring
特集 真実を見つめた映画たち
03 JFK (Theme)  John Williams
04 大統領の陰謀 All The President's Men (Theme)  Nini Rosso
seaside theatre_10_3
06 アルゴ Argo  Alexandre Desplat
06 スポットライト Spotlight (Delivering The News)  Howarm Shore
07 コードネームはファルコン The Falcon And The Snowman (This Is Not America)  David Bowie & Pat Mntheny Group
seaside theatre_10_4
08 プラトーン Platoon (Theme)  Georges Delerue
09 グッドモーニング, ベトナム Good Morning, Vietnum (DJ) Robin Williams
(What A Wonderful World) Louis Armstrong
10 キリングフィールド The Killing Fields (Etude)  Mike Oldfieldseaside theatre_10_5

from japanese ost
11 誰も知らない  ゴンチチ
seaside theatre_10_6

epilogue
12 レナードの朝 Awakening  Randy Newman
seaside theatre_10_7


opening / ending
from Le Grand Bleu (Deep Blue Dream) Eric Serra
BGM
Memories Of Me Georges Delerue
Man Trouble Georges Delerue


after report by johnny SHIDA
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アルゼンチンに特化していますが、本日6月7日は「ジャーナリストの日」と制定されています。「1810年のこの日、五月革命を主導したマリアノ・モレノらが『Gazeta de Buenos Ayres(ブエノスアイレス新聞)』を創刊したことを記念して1938年に制定。」(以上引用) 五月革命と言えばポーランドやフランスでの歴史的事象をまず思い出しますが、19世紀初頭のアルゼンチンが一番最初だったのは意外でした。しかもその革命のオーガナイザーたちがその後自らの手で新聞(機関紙)を発行し始めるとは何とも興味深い流れだと思いました。ある意味変革を目指そうとする思想、それを様々なかたちで具体化していく事自体がとてもジャーナリスティックなアプローチですよね。その一つの成果として、アジテートを含む報道機関紙が生まれたと。いかに情報を可視化して拡散させる事が大事か、確かにそれがジャーナリズムの基礎でありますし、その重要性を記念日としているところが革命ありきの国らしく、とても印象的だなと思った次第です。

それらを「映画」にあてはめて考えた時、 “真実を伝えるために製作された映画” というテーマを思いつきました。ケネディ暗殺を徹底的なこだわりで描いたオリバー・ストーンの「JFK」、ジョン・レノンの “イマジン” が強烈に響く「キリング・フィールド」(僕はこの映画で“イマジン”を知りました…)、本当にこんな事があったのか??と心底驚いた「アルゴ」など、どんどん脳内にてリストアップされていったので、これは面白いかもしれないと一気に作品を選抜、構成していきました。特に思い入れがあるのがローランド・ジョフィ監督の「キリング・フィールド」なんですね。正直それまで、そもそも戦争映画に対しては全く興味を持っていなかったんです(この作品はカンボジア内戦ものなので、ベトナムものとあわせて、やはり最初はかなり敬遠気味ではありました)。だけど、この作品に出演していた実際の内戦経験者である俳優、ハインSニョールがアカデミー助演男優賞を受賞し、その時の感動的なスピーチをテレビで観たのですね。それにとても感動して、これは観に行かなくてはならない映画ではないのか、と決心したわけです。で、勇気を振り絞って(生理的にダメなんでしょうね、戦争ものは)劇場で観たわけですが、やっぱりなかなか辛いものがあるんですね、実際の経験者(ハインは本当にクメール・ルージュという武装集団に捕らえられて強制労働をさせられていた)だから、かなり詳細に映画化されているのだろうなと思いながら観ていたので本当にリアルに感じすぎてしまって。だけどそこはやはり映画なんですね。後半にはしっかりと奇跡が描かれ、感動のラストに繋がると。まぁ2時間程度の映画というファンタジーに押し込まれた、少々無理のあるリアリティーだとは思うのですが、だがやはり物凄く泣けたわけです。あぁこれはアカデミー賞ものだとも思いましたし、とにかく凄い説得力に溢れたメッセージ映画なのだな実話ものは、と。それからでしょうか、実話映画化ものに興味を持って(やはり勇気も出しつつ 笑)観るようになったのは。戦争ものは相変わらず好きではなかったのでやや敬遠しつつでしたが他にはいろいろ観続けました。真実を見つめ、その重大さを映画で伝えていこうという思いや熱量がそもそもフィクションの作品とは違いますから、心に芯から突き刺さる映画も少なくなかったですね。今回は紹介出来ませんでしたが音楽ものの「シャイン」や、友情ものの「最強のふたり」、そして半自伝的ドキュメントタッチの「ソーシャル・ネットワーク」といったヒューマン・ノンフィクション作品にも、まだまだ素晴らしい「真実を見つめた映画」がありますので、またいつかこのテーマで続編も編纂してみたいなぁと、今から思っています。

以下は余談です。いつも言える事なのですが、たとえテーマに相応しい作品があっても、そのサウンドトラックも番組にハマるかどうかはきちんと確認しないと着地はしないんですね。今回そういった意味で、特集内にちょっとしたアレンジを施したのが「大統領の陰謀」でした。もともとはデヴィッド・シャイア(代表作は「ガープの世界」や「カンバセーション…盗聴…」など)による劇伴があるのですが、これがとても陰鬱で淡々としている。もちろん映画本編のためのものだから現存するオリジナル・サウンドトラックとしてはこれが完璧な作品。それは理解しているのですが、番組構成上、やはり日曜の深夜帯、翌日仕事を控えたリスナーの皆さまに対して、わざわざダークでヘヴィーな楽曲はかけたくない。そう思いつつも、だがやはり大好きな映画「大統領の陰謀」は外せないぞ…、といろいろ調べていくと、あのニニ・ロッソがカバーしているバージョンがある事を発見。彼のイージー・リスニングなアレンジであれば多少はライトなカバーになっているかもしれないと早速音源を入手。狙い通り、映画の緊迫した雰囲気はそのままに、だけどしっかりと一楽曲として成立するカッコいいアレンジになっていた。当然seaside theatreのディレクションとしての考え方では「こっちで行こう」になるわけです。このようなチョイスを当番組ではある意味「こだわり」として行っているんですね。オリジナルに勝るものはなし、それは重々理解していて、だけど様々に波及している楽曲があるなら時としてその広がりの楽しさも感じてもらいたいと思うし、さらに聴きやすさも求めると、あえて聴きやすいバージョンで行こうとも思うわけで、「新旧取り交ぜて」というコンセプトはこういう部分にも反映されていたりします。多分そうやってサウンドトラックの楽しみ方も広げていきたいのだと思いますし、元来自分がDJプレイヤーで、選曲には意外性を出してこそと考える性分も、自然と滲み出てしまっているのかもしれません。


次回は6月14日。
特集「ロックンロール・ムービー・グラフィティ」をお送りいたします。

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今週の「seaside theatre」特集は、
「真実を見つめた映画たち」
文字通り、実話を元にして製作された映画の数々をピックアップ。
いつものように新旧取り交ぜての構成と選曲で、
下記作品のサウンドトラックをお送りいたします。

2020年6月7日放送
「seaside theatre / 特集 真実を見つめた映画たち」
大統領の陰謀
コードネームはファルコン
キリング・フィールド
グッドモーニング, ベトナム
プラトーン
JFK
アルゴ
スポットライト
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特集の前後にもフリーチョイスや日本映画のサウンドトラックと、
たくさんの映画音楽をお楽しみいただきます。
是非、日曜の夜は湘南ビーチFMの “seaside theatre / 海辺の映画館” へご来館ください。
OA後には放送された楽曲の全リストをサントラのジャケットと共に掲載。
当館コンシェルジュ、ジョニー志田によるアフターリポートもアップいたします。
お楽しみに。

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